すでに片足を突っ込んでいる！

わたしの頭にアイデアが浮かんだとき、それはすでに次の世界に、片足を突っ込んでいるということです。だって、ここにアイデアがあるのだから、それを実行に移すだけで、次の世界に入っていくじゃあないですか！本当はめちゃくちゃ簡単ですね！

でも、それを実行に移してしまうと、今の場所にいられなくなってしまいます。このアイデアは、次の世界に向かうためのカギだから、それを実感した瞬間に、怖くなって足を引っ込めてしまうんです。だから、いつも「もうちょっと！」のところで、また同じ場所に戻ってきてしまう。

わたしが頭にこのアイデアを思いついた時点で、すでに片足を突っ込んでいると考えてみると、いつもそこで躊躇しているわたしは、足を出したり、引っ込めたりしているということで、すごく滑稽な動きをしていることがわかります。もう片足は出てるんだから、やるしかないでしょ！

『The Quantum Oracle』 By Sandra Anne Taylor

陰陽五行による解説

自分のなかに思いついた「アイデア」は、すでに「言語化」できているということです。「言語化」できるということは、つまり「明らかになっている」ということで、陰陽五行ではすでに「火の触媒」作用を受けていることに等しいことがわかります。実際、無意識で考えていることはイメージや言葉になる７秒前には浮かんでいると言われているので、相当前から考えられて言語化に至っていることがわかります。すなわち、それを実行しないのは、自分でやらないことを選択しているのであって、それではうまくいかないことがわかります。