生きることは難しい

先日、ある方が「生きることは難しいですね」とおっしゃられました。自分では普通にやっているつもりでも、なぜだかうまくいかない。どうして、こうもがんばらなければいけなくて、でも、それも空回りして、しんどいだけが積み重なっていくんだろう。みんな、こんなに苦労しているのだろうか？みんなと同じように笑えないのは、きっと、わたしが不器用なせいなのだろう。。。

そう、わたしも長いあいだずっと「生きることは難しい」と思っていたし、それが当たり前だと思っていました。でも、普通のひとって、そんな「難しい」ことをやっているわけではないのよね。みんな、自分の世界で当たり前をやっていて、フツーにやってうまくいっているらしい。

わたしが「難しい」ってなっているのは、わたしの設定は「ベリーハードモード」になっているから。わたしは、小さい頃から、自分の考えを否定し続けられて生きてきたから、自分の考えで生きていなかったんです。自分で考えているつもりでも、それは自分の考えではなく、親の価値観とか世間の常識とかを使って考えているわけです。自分の考えで生きていないなら、自分の人生をうまくいくわけないです。ゲームの主人公が「主人公としての能力（スキル、思考、体力、技など）を使っちゃダメ」という制限をかけられているようなもので、そんなの、攻略できるわけないでしょう！

「生きることが難しい」と感じているのは、あなたがあなたらしさを抑えているから。それこそが、人生をハードモードにしています。あなたはあなたらしくあっていいし、それでうまくいくんです。あなたの、あなたらしい発想を活かすことが、人生を楽しく、そして楽に、簡単に進めていくコツです。

『The Time Traveler’s Oracle』 by Denise Linn

陰陽五行による解説

「自分らしさ」は「水」に象徴されます。「水」があってはじめて「木」＝「思い」となって、「可能性」が広がっていきます。これを否定するのが「土」＝「常識」「誰かの価値観」であり、「水」がうまく使えないから、エネルギーとしても回っていかないということになります。