真実を見抜く知恵

オラクルメッセージ

「真実を見抜く知恵」というものがあるとすれば、それは「象徴をみること」だと思っています。人間はいろいろ考えるけれど、その思考のほとんどは主観的なものであって、客観的な事実を見逃してしまいます。

「象徴をみること」は、ただあるものをみるだけであって、そこに見いだされる意味は客観的なものです。タロットをはじめとする占いの多くは、本来、それぞれの象徴体系に裏打ちされた、物事の客観的な見方を提供します。占いで聞きたいのは、出たものがどう解釈されるかであって、占い師個人の意見ではないはずです。

わたしが占いで大事にしたいのは、目の前に表れた象徴をニュートラルに読み解くこと。出てきた象徴のひとつひとつを、できるだけ自分を無くしてニュートラルに捉えたとき、そこにわたしのためだけの無意識からのメッセージがみえてきます。

『Sacred Geometry Cards for the Visionary Path』 by Francene Hart 

陰陽五行による解説

「無意識」を起動させるには、主観をなくしていくことが必要です。陰陽五行では「無意識」は「火」に象徴されます。「火」は「明るく照らす」ので「明らかにする」ことと同じです。しかし、ここで明らかにすることは「理解」とは少しことなります。なぜなら、ここでの「火」は「無意識」であって、自分の意識を使うものではないからです。そのため、ただあるモノをみるということで、あるものを「明らかにする」ことが「無意識」を起動して、オラクルなり、メッセージを与えてくれるということになるのです。

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