わたしがうつ状態になったとき、原因の大きなポイントは「嫉妬」でした。「嫉妬」は誰でもするし、誰からもされるものです。人間の意識のレベルではなく、本能的な、動物的なレベルで起こるので「嫉妬」する方も、される方も通常は無自覚だったりします。しかし、「嫉妬」されることがあまりにも多く、それによって直接邪魔される機会が多いと、「嫉妬」に対して過剰に反応して、行動することすら億劫で、なにも手につかない=うつ状態ということになってしまうのです。
「嫉妬」にやられているときの特徴的な影響をいくつか紹介します。①異常な眠気:「嫉妬」は上のひとが下のひとの才能や能力の発揮を妨げるために発生することがあります。そのため、「嫉妬」されると異常な眠気を感じて、リアルになにも行動できない状態になってしまうことがあります。②肉体の痛み、だるさ:「嫉妬」は脳のネットワークを介して飛んできます。そのため、脳の電気的な信号が過剰になり、肉体的な痛みやだるさの感覚と重なることがあります。この場合も、動けなくなるのは明白です。③目の異常:「嫉妬」の影響は目に出やすい傾向があります。急激な視力の低下や乱視の促進、原因のはっきりしないかゆみやかすみなど、目の異常は「嫉妬」の影響であることがあります。
いずれの症状にしても、まずは「嫉妬されているかも?」と自覚することが大切になります。「嫉妬」を疑ってみると、そこで感じている感覚は自分のものではないということがわかるので、わたしが感じるべき感覚ではないということがわかります。そうして、自分の感覚から「やられている感覚」を引き離していくと、本来の自分を感じることができて、自分をちゃんと発揮できるようになっていくのです。
※ただし、「嫉妬」している相手を特定したり、原因を考えることはしなくてよろしい。それを考えてしまうこと自体が「嫉妬」を招き、よりドツボにハマっていきます。「嫉妬されているかも」は、あくまで、このだるさや眠気から逃れるために使う考え方です。
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陰陽五行による解説
「嫉妬」は「自分の立場が危うい」という感覚からの攻撃だったりします。だから、上の立場のひとから下の立場のひとに対して起こるのです。「立場にこだわる」ということなので、これは陰陽五行では「金」にあたります。「金」は「金剋木」の関係により、「木」を剋する性質があります。これは「木」=「新しい可能性」を潰しておくということです。そのため、「木」に関連する症状として「やる気」や「目」さらに「思い」が出せないような状態を作り出されてしまうのです。
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