やることが多くなってくると「お先真っ暗!」となってしまうのは、リアルに認知機能が低下するから。やることがいっぱいで、あれもこれもと「やることリスト」を考えているだけで、脳のキャパシティを圧迫するから「うわーたいへん!」と認知の歪みを起こしてしまうのです。
しかし、よくよくみてみると、なかみはそれほどたいしたことではなかったりします。そして、実際にやってみると意外なほどあっさりできてしまって、「案ずるより産むがやすし」ってこのことかーってわかります。そうやって、目の前のことをひとつひとつこなしていけば、実は大騒ぎするようなことはなにもなかったって、いつのまにかそのひとつの作業の重みも忘れてしまうくらいのものになっていくんです。
だから、やるべきことは淡々とやる!目の前のことに焦点を合わせて、先をみないで、ひとつひとつ、淡々と。過去も未来もみなくていいし、下手な予測も、反省も後悔も必要ありません。目の前のこと、このひとつに注目して、やることをやるだけ。それが今を生きるってこと。
『Archangel Oracle Cards』 by Diana Cooper
陰陽五行による解説
「認知の歪み」とは、頭で考えすぎた結果、現実のことがみえなくなってしまうことをいいます。陰陽五行では「木」が高まっている状態のときに「思い」に囚われているといい、まさに、自分の「思い」のために「現実」を見失うということが起こります。そのため、できるだけ「思い」を排除して、今の自分の足元に注目することが重要です。
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