ゼロの焦点

オラクルメッセージ

物事は、ただ起こるだけ。自分にとって、いいことも、悪いことも、ただの主観的な判断にすぎません。だから、それをプラスであろうが、マイナスであろうが、その価値を決めた時点で、それは決めつけだということになります。客観的な事実として起こったことが、あった、それだけです。

そうして物事をニュートラルな視点でみることができるようになってくると、そのひとつひとつで悩む必要がなかったことに気がつきます。そう、その意味に振り回される必要なんてまったくなくて、ただ、それに出会っただけなんです。プラス、マイナスの意味付けは、ただの幻想にすぎません。

すべてが、ただあるだけのことがわかってくると、たくさんのしがらみから解放されていきます。いつも「いい」or「悪い」を考えていた苦しみは、誰かの価値観を常に頭に置いていた苦しみで、自分はどうあっても、なにを、どうしようと、ただ、そこにいるだけだったんです。本当に自由な状態は、わたしがただわたしであるだけということです。

『Lakshmi Oracle』 by Elisabeth Jensen

陰陽五行による解説

「わたしがただそこにある」は、「今ココ」に集中することなので、陰陽五行では「土」に象徴されます。「この世」は物質世界であり、現実は「土」なので、「今ココ」に集中できることは、この世界を生き抜く基本です。それに対して、「いい悪い」の判断は頭のなかで行われることであって、「木」に象徴される世界観です。考えすぎると「しがらみ」だらけになるということを書いてみました。

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