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自由の刑の重み

オラクルメッセージ

20世紀を代表するフランスの哲学者サルトルは「人間は自由の刑に処せられている」といいました。これは、人間は自由である以上、絶対的な孤独と責任を負わなければならない、ということを表現しています。

おもしろいのは、このブログでも「自由」について書くと、アクセスが急降下するってこと(笑)。縛られたり、囲い込まれるのはイヤで、ずっと「自由」を求めているのに、それでいて「自由」になったらなったで、それはそれで苦しい「刑」になってしまうわけです。

だからこそ、わたしたちは、それぞれ無意識さんとともにいるってことが大切になってくるんです。

わたしだけでは「自由」の重さに耐えきれない。でも、いつもそばには無意識さんがいて、わたしを常に支えてくれている。どんな局面で、どんな選択を、どんな自由を迫られたって、わたしにも、あなたにも、無意識さんがはたらいてくれているんです。

だから「自由」になっても大丈夫。わたしだけでがんばるわけではないですから。無意識さんがいつでも助けてくれている。無意識さんに任せることが、その重さから解放されて、本当に「自由」になっていくためのポイントだと思うのです。

『Magical Spirit Oracle』 by Alexis Rakun

陰陽五行による解説

「刑」とは「枠」に入れられること。ならば、その「枠」を外してしまおう、というのが今回の発想です。陰陽五行では「枠」は「土」に象徴されるので、これは「土剋水」の相剋ルートを進むことと同じことを言っているのがわかります。無意識さんに任せるとは、起こることに主観的な判断をするのではなく、ただ無意識さんのおかげといってしまうこと。つまり、ただ「金」の触媒を受け入れていくことと同じです。

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