毎日を優雅に過ごして、ワクワクだけで満たしていけたらいいのに。
それはわかっているのに、「いや、なんかやらなきゃ」って急に焦ってしまうことがあります。別に急ぎでやらなきゃいけないことなんかなくて、むしろ、時間には余裕があるのに、です。時間があればあるほど、なんだか焦る、という感覚が降りかかってくるんです。時間があるなら、単純に、そこで楽しんでいればいいはずなのに。
ここで気がつくべきなのは、自分のなかで「やらなきゃ」と思っていることは、本当は「できること」だからなのかもしれないということです。自分のなかで「できる」と気がついているから、本当は「やらなきゃ」じゃあなくて、「やりたい」と思っているのかも。でも、そこにストレートに向かうことができなくて、「やらなきゃ」という感覚だけが残っている感じ。だから、なんだかあえて避けたくなるような、単純に実行するのは違うような、そんな感覚を感じてしまうわけです。
だから、焦ったときには、逆に「なにがしたいの?」「なにができると思っている?」と自分に問いかけてみること。「あ、そういえば」って自分のなかから出てくればしめたもの。あとはやるだけだからね!なんだ、できちゃうじゃん!
『Otherworld Oracle』 by Sandra Caputo & Laura Caputo
陰陽五行による解説
「焦る」のは「思い」が暴走している状態なので、陰陽五行では「木」に象徴される状態です。一方で、「今目の前でできること」を考えることは、自分の「足元」に意識を向けることなので、これは「土」に象徴される状態です。つまり、そうして意識を切り替えること自体が「木」を「土」に下していく、気を下ろしていくことと同じことになります。

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