世界は回ると言うけれど

わたしが寝ているあいだにも、世界は確実に回っていく。そうして、ちゃんと変化しく。わたしががんばらないと、なにも変わらないなんてことはなくて、むしろ寝ているあいだに大きく変わっていったりするんです。

わたしが寝ているあいだは、なにもできないんじゃあなくて、意識が寝ているぶん、無意識が一生懸命はたらいてくれている。だから、結果として、無意識の部分の変化が大きく影響してくるわけで、それは意識よりも変化が大きかったりします。そう、無意識の変化が必要だから、やたらと眠たくなってしまっているのかもしれません。

変わるときこそ、自分ではがんばらないこと。無意識がなんとかしてくれることを信じて、自分は流れに身を任せていればいいんです。寝ているあいだも世界は回る。わたしの都合のいいように。

『Pixiekins: A Daily Inspiration Deck』 by Paulina Cassidy

陰陽五行による解説

「意識」が「今」を感じさせるとすると、それは陰陽五行では「土」に象徴されます。一方で、「無意識」は「意識されない」「みえない」ので、「水」に象徴されます。意識と無意識とは、氷山の一角と、その本体と比較されるように、「無意識」のほうが影響が大きいことは明白です。これは「水」が「エネルギー」の流れを作っていくという性質とも一致しています。