無意識の呼び声

オラクルメッセージ

無意識からのメッセージは、どこまでいっても、その全貌を掴み切ることはできません。なぜなら、「無意識」と表現された時点で、それは無意識ではなくなってしまうから。だから、普段いわれているような「無意識に~しちゃった」というのは、本当は無意識ではなくて、すでに意識の領域にあるんです。自動的にそうなったとしても、それを知っていたなら、すでに無意識ではないということになります。

しかし、だからこそ、無意識の世界には、限界がないんです。どこまでいっても無意識であって、意識されないんです。言語化しようとしてもできないのが無意識であって、言語化できたものは無意識ではなくなっていきます。それゆえに、どこまでも広く深く、わたしを受け入れてくれて、導いてくれているんです。そこには理由も要らないし、説明も要りません。ただ、無意識はすべてわたしのために用意してくれています。

無意識は、いつも無限の可能性を用意してくれています。その可能性を否定するのは、わたしの意識。でも、意識がたどり着けないのは無意識だから、無意識はいつでもわたしの味方なんです。どんなに意識が抵抗しても、最後には無意識が助けてくれる。無意識はそれだけ無限の可能性をもって、わたしをいつでも受け入れてくれています。

『Wisdom of the Wild Things Oracle』 by Angi Sullins

陰陽五行による解説

「無意識」は「火」に象徴されます。「火」は「愛」の象徴でもあり、人体では「心臓」の象徴になります。「心臓」は筋肉組織でありながら、どんな状況でも動き続けているものであり、それこそ、人間を支える基盤になっているものだとわかります。「無意識」とはそういう存在なのです。

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