手相は右手と左手、どちらを見る?

手相

手相について、かなりよく聞かれる質問があります。

「右手と左手、どっちを見ればいいんですか?」

これ、実は流派や考え方によって答えが違います。

利き手を見る。
左手を見る。
男性と女性で分ける。

いろいろな説があります。

なので、

「絶対にこちらが正解です」

とは言い切れません。

ただ私は、片方だけを見るよりも、両方を見比べることに意味があると考えています。

右手と左手は、同じではない

まず自分の手を並べて見てみてください。

左右まったく同じでしょうか。

おそらく違うと思います。

生命線の長さや濃さ。

感情線の形。

細かい線の数。

手の厚みや使い方まで、微妙に違います。

同じ人の手なのに違う。

私は、ここが面白いと思っています。

「本来の自分」と「今の自分」

私が手を見るときは、

左手には、生まれ持った性質や内面的な部分。

右手には、社会の中でどう生きているか、今どのように行動しているか。

そうした違いを重ねて見ることがあります。

もちろん、

「左手=絶対にこう」
「右手=必ずこう」

と単純に決めてしまうものではありません。

ただ、二つを見比べることで、

本来持っているものと、実際に今使っているもの

の違いが見えてくることがあります。

性格は、一枚では説明できない

たとえば、

「本当は人と関わることが好きだけれど、今はかなり慎重に振る舞っている」

という人がいます。

反対に、

「もともとは慎重なのに、仕事では積極的な役割を担っている」

ということもあります。

どちらが本当の自分なのでしょうか。

私は、どちらも本当だと思います。

人は一面だけではありません。

家での自分。

仕事での自分。

昔の自分。

今の自分。

誰かと一緒にいるときの自分。

全部少しずつ違います。

だから、一方の手だけを見て、

「あなたはこういう人です」

と言い切るよりも、

「こっちにはこう出ている。でも、反対側ではこうなっている」

と見るほうが、私は人間らしいと思っています。

「ズレ」は悪いものではない

左右の手を比べたとき、

かなり違いが出ている人もいます。

そのとき、

「本来の自分と今の自分がズレています」

という言い方をすると、少し怖く感じるかもしれません。

でも、ズレがあること自体は悪いことではありません。

むしろ、

「ずいぶん頑張ってきたんだな」

という場合もあります。

環境に合わせて変わった。

必要に迫られて強くなった。

昔とは違う価値観を持つようになった。

そう考えれば、左右の違いは

その人が生きてきた結果

でもあります。

「生まれつき」だけでは、人は決まらない

占いでは、

「あなたは生まれつき○○です」

という言い方がよくあります。

確かに、生まれ持った傾向はあると思います。

でも人は、生きていく中で変化します。

経験もします。

傷つくこともあります。

得意なことが増えることもあります。

だから、

「本来の性質がこうだから、一生こう」

とは限りません。

左右の手を見ていると、そのことがとてもよくわかります。

生まれ持ったものと、

これまで生きてきた結果。

その両方があって、今の自分がいる。

私は、手相をそういうふうにも見ています。

二つあるから、立体的に見える

写真でも、ひとつの方向から見るだけではわからないことがあります。

正面から見る。

横から見る。

少し離れて見る。

そうすると、同じものでも立体的に見えてきます。

手相も似ています。

右手だけ。

左手だけ。

ではなく、

二つを見比べる。

そうすることで、

「自分には、こんな面もあったんだ」

と気づくことがあります。

手相は、自分をひとつの言葉に決めるためのものではなく、

むしろ、

自分にはいくつもの面があると知るためのもの

なのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました