寝不足でもないのにやってくる急激な眠気や、理由のない吐き気、得体の知れない不快感は、誰かの不快感を自分のものとして受け取ってしまっている可能性があります。その正体は「嫉妬」によって、わたしの「足を引っ張る」ために、電気的なストレスが流されていると考えます。
「嫉妬」している相手が誰であるかは、問題ではありません。まぁ、誰でも「嫉妬」はするし、自分だって誰かに「嫉妬」したりするわけだから、それは仕方のないこと。しかし、このわたしの「不快感」がほかのところから流されてきたものなら、ここでしっかり睡眠を取ろうが、吐き気止めを飲もうが、その不快感の解決策をとっても、解決されないというになります。なぜなら、本来、それはわたしの感覚ではないから、解決のしようがないものなのです。
ですから、なにかしらの不快感がやってきたら「これは本当にわたしのもの?」と疑ってみましょう。それで自分のものでないと感じたら「邪魔するんじゃあない!」と心のなかで叫びます。そうすると、さっきまであんなにひどかった眠気や不快感が減ってくるのがわかります。わたしが行動できなくなって理由は、もしかすると、そんな外からの邪魔のせいだったりするのかもしれません。
『The SPIRIT ANIMAL ORACLE』 By Colette Baron-Reid
陰陽五行による解説
「空間」を共有しているひとはもちろん、「コミュニティ」が同じであるというだけで、いろんなひととつながって、そこから影響をうけるのが人間のあり方です。陰陽五行では「場」は「土」に象徴されます。「空気を読む」というのは、まさにこの「場」のことを言っているわけですが、そうやって圧力をかけられた結果、自分の感覚ではなく、まわりの感覚を感じながら生きてしまうことになったりすることがあります。
そこにいるなら、空気を読むことも必要かもしれませんが、自分の感覚を忘れてしまっては元も子もありません。今回は、ちゃんと自分だけの「場」という線引きをして、自分を感じる必要があるということを書いてみました。
コメント