こうやって毎日オラクルカードのリーディングをしていると、自分でも「うわ、こんなこと書いちゃうのね!」とびっくりすることがあります。あるカウンセラーの先生が「科学でさえもメタファー」とおっしゃっていたけど、まさに、と思うのです。
リーディングで出てくる言葉は、頭のなかにある知識ではありません。そのカードに向き合ったとき、なにか深いところのイメージを、いろいろつなげて、ひとつの解釈として表現していく。そのとき、自分の意識では思いもしないようなメタファーとか、ナラティブな物語が紡がれていきます。そして、そこに、ちょっとした真実のようなものがみえたりするんです。
また、おもしろいことに、そんなちょっとした真実のようなものに触れたとき、これまでみてきたメタファーを超えて、少しずつ目が覚めるような体験をします。リーディングを通してつながりたいのは、メタファーを超えて、いろんな幻想から解き放たれた世界です。
『Unshakable Inner Peace Oracle Cards』 By Shannon Kaiser
陰陽五行による解説
「現実」はあくまで「自分の立ち位置」からみている世界なので、「土」に象徴されます。そのため、少し角度を変えれば違うものが見えてきたりするのです。そのためのツールのひとつがオラクルカードであり、これは陰陽五行では「火」や「金」の要素が強く、現実から離れた視点を与えてくれるものであるといえます。そして、その先には自分の「現実」を超えた「水」に至る道があるのです。
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