自分のことを「無価値」だと思ってしまうのは、誰にも評価されてこなかったから。自分に対する「無価値観」を引きずって、いつまで経っても「なにもできないわたし」「何者にもなれないわたし」になってしまうんです。だから、そこまでいっても自分を信じられなくて、ちょっとうまくいったところで「とはいえ、また、どうせうまくいかなくなる」みたいな、心にもないようなひどい予想を立ててしまいます。
ここで大事なことは、結局、自分で自分を認めるしかないってこと。自分が自分を認めていないと、誰かに認められたって、誰かに評価されたって、「いやいや、まだまだ」って、それを受け入れることさえできないんです。そう、それに気がつくために、わたしは「無価値観」を感じていたんです。わたしが自分で「無価値観」を感じていたのは、そこに、自分の評価を入れるため。誰かの評価では満たされないことに気がつくために、わたしはそれを感じていた。
自分のことを信じられないのは、自分が自分を認めていないから。あなたはもうすでにたくさんのものを持っています。ここまで必死に生きてきたのだから、なにもないなんてことはないんです。ただ認めていないだけ。そして、それを認めることができるは、持っていることを知っている本人だけです。さぁ、持っていることに気づいてください!
『Pixiekins: A Daily Inspiration Deck』 by Paulina Cassidy
陰陽五行による解説
自分のことを「認める」は陰陽五行では「火」の触媒と表現されるものです。「火」の触媒のきっかけになるのは、外部からの評価だったりしますが、その究極は自分の内側であり、「ハイヤーセルフ」だったりします。「ハイヤーセルフ」は、自分の内側の深いところにあったりするので、つまりは、自分で認めるがなければはじまることはないのです。

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