いつでも基本に戻る

オラクルメッセージ

なにかを成し遂げたいなら、常に基本に戻ることが重要です。ちょっとでもつまづいたら、ちゃんと基本に戻る。英語の長文を読みたいなら英単語、数学の長文なら計算問題。もっといえば、英単語なら語源、計算なら九九のレベルまで引き返します。

いったん引き返すことは勇気の要ることですが、しかし、この勇気であなたの人生は大きく変わります。基本がしっかりと押さえられていれば、どんな難問が来ても、基本から立ち向かい、根本、本質をしっかりと捉えることができます。一方、基本が不十分な場合には、ちょっとしたことで迷ってしまって「わからない」となってしまうのです。「わからない」とは、すなわち、自分を信じることができないということです。

マスターしたいことの基本をみつめて、一歩一歩基盤を固めていきましょう。どんなことでも楽しむことはできますが、楽して簡単ということほど落とし穴があったりします。どんなときでも、基本に戻る。それがマスターのための近道だったりするのです。

『DIVINE ANIMALS ORACLE』 By Stacey Demarco

陰陽五行による解説

陰陽五行では「なにかが実現する(形になる)」ことを「木」から「土」の経路で表します。「木」が「形になる前のエネルギー」、「土」が「形になった」ことを象徴するのです。なにかをマスターするということは、「土」の段階はもちろん、そこから「型を崩して」、どんなことにも対応できるようになること。つまり、「土」から「水」へ入っていくことです。「水」は水(みず)ですから、どんなことにも対応できる柔軟性をもっていることになります。

学校教育では、ある程度できるようになることを目標にしているので、「土」のレベルができるようになるための教育になっています。つまり、教科書の丸暗記でも対応できるような形になっているわけです。

しかし、今回書いたのは、ここからさらに抜け出していくための方法です。あなたが目指すべきは、自分だけの方法をマスターすることであり、教科書レベルで留まることではありません。ただ、教科書レベルができなければ、先に進めないのもその通りなのです。「土」=「教科書」から飛び出て、「自分のやり方」=「水」に向かうためには、「土」をきちんと固めておくことです。そして、迷ったら、ちゃんと元に戻って「土」を固めなおすことが必要です。

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