それって、わたしに関係ある？

ここに生きているだけで、まわりからの影響をものすごく受けてしまっています。個人的には、この投稿のためにカードの写真を撮りに行くにしても、公園でカードを持って、スマホのカメラを構えるのが急に恥ずかしいと感じてしまうことがあります。でも、これって、自分の感覚ではなくて、家族の常識であったり、まわりのひとの感覚だったりするわけです。だって、自分はそうしたいと思って、そうしているだけですから、本来はなにも抵抗がないわけです。

ふと余計な情報に触れてしまったり、誰かに変なことを言われたり、また自分で不要なことを考えてしまったら「それって、わたしに関係ある？」と自分でツッコみを入れてみます。そしたら、たいていは「う～ん、そういえば関係ないかも！」と思えてくるのです。冷静になれば、そんなことを感じたり、考えたりする必要がないとちゃんとわかります。そのくらい知らず知らずのうちに、まわりからの影響を受けていて、自分とは本来関係ないことを考えさせられ、感じさせられているということです。

「それって、わたしに関係ある？」で、自分とまわりを切り離していくと、自分本来の感覚で物事を感じることができるようになっていきます。そうすれば、本当に自分がやりたかったことがみえてきて、今、自分がやるべきことがはっきりとわかってくるのです。

『DIVINE ANIMALS ORACLE』 By Stacey Demarco

陰陽五行による解説

まわりからの影響は、「自分の立ち位置」に依存します。住む場所と年収に相関があるということは科学的にも証明されていますが、風水的にももちろん、心理的にも説明できるところです。この「場」に影響を受けるということは、陰陽五行では「土」に象徴されます。「土」という「場」＝「自分の立ち位置」にいるから、その影響を受けるのであって、そこから抜け出す、あるいは切り離されるということをやっていけば、自分の「本来の在り方」にたどり着くことができるということになります。「切り離される」とは、陰陽五行では「金」にあたり、その作用を受けることで「水」に至る、まさに同じことをいっています。