同じ目的のために

わたしがわたしのために、やりたいことをやっているとき、結果として誰かの役に立つということが起こります。この人生の目的は、自分が楽しむだけであるとわかったとき、結果としてそれが誰かのためになっていくのです。

ずっと長い間、自分が楽しむなんてもってのほかで、誰かのために苦労して、泥まみれになることがすばらしいと思ってきました。しかし、そうやっていくら泥まみれになっても、誰も喜んではくれないし、自己満足どころかいつの間にかすべてを失っていくような、深い絶望の淵に立たされていたんです。わたしががんばっても、誰も喜ばないし、誰も幸せにすることができない。

この人生の唯一の目的は、わたしが楽しむこと。それがすべてで、それをやっているとき、誰かの役に立って、もっと大きな目的のために、みんなでいっしょに向かっていける気がするのです。全体の波動があがっていくような、そんなすばらしい世界につながっている。そのために、わたしは今を楽しむことが大切なのです。

『Archangel Animal Oracle Cards』By Diana Cooper

陰陽五行による解説

「やりたいことをやる」とは「やらないことを決める」ということです。「やらないことを決める」というのは、「やらなきゃ」と思われていることから、本当に必要なものだけを選び出すということであり、これは陰陽五行の「金」の触媒に通じます。つまり、自分が楽しむために「やらないことを決める」と、それだけ波動があがって「水」に近づけるということで、楽しむことで全体としてもうまく回っていくようになることがわかります。