自分のことを信じてみる。

「直感」がはたらくひととか、霊感があるひとってうらやましいと思っていました。そんな、他のひとにはわからないものを感じ取る能力があれば、さぞかしおもしろいだろうと。でも、自分にはそんな並外れた才能はないし、そんなのできっこないとずっと思ってきたのです。

あるとき、自分が感じていることが「もしかしたら本当かも？」と思える出来事がありました。それは自分で感じている“ツボ”の感覚が当たっているということです。わたしが「ここじゃない？」とやると「あ、そこそこー！」と肩もみしている母がとても喜んでくれました。もちろん、その時点で確証があってわけではありません。“ツボ”の本を見ていて、知っていただけのことがきっかけだったのかもしれません。しかし、それから何年もかけて、どうやらわたしの感じていることは本当らしいと信じられるようになっていきました。

「直感」をうまく使うためには、自分のことを信じることがカギです。きっかけはなんでもかまいません。ただ、「もしかしたら本当かも？」と自分のことを信じられると、本当にそうなっていったりするのです。自分のことを無下に扱わず、大切にすると、ちゃんとわかっていることを教えてくれます。

『Angels among Us』 By Victoria Maxwell

陰陽五行による解説

「直感」を得るためには、まず「自分を信じること」から、ということを書いてみました。これは陰陽五行ではいずれも「火」の要素であって、つながっていることがわかります。自分のことを認めていないと、すばらしい「直感」を得ることはまずできません。自分のことをかわいがっていればいるほど、それに応えるように「直感」として感じられるようになるのです。