ずっと自分のことが嫌いでした。もっと普通のひとになりたいと思っていたし、そうかと思えばなにか特殊な能力があれば人気者になれるはずだと手品を練習したり、いろんな知識を身につけようと本を読んだりしてきました。でも、自分の醜さは変わらないし、汚いところは隠しきれない。それに、いくら知識で武装してみたところで、みんなのようにキラキラした世界に生きることはできないと思っていたんです。
みんなの世界にみえるキラキラは、自分のことを認めているから。みんなは自分の好きがあって、それをちゃんと主張できる。でも、自分にはそれがないことに、いつしか気がつきました。そっか、わたしには好きと言えるものもないし、自分を嫌って、いつも否定し続けていた。だから、みんなのキラキラの世界には入ることができなかったのか。
こんな醜いわたしでも、どんなに汚いわたしでも、いやらしくても、汚らわしくても、そんなわたしも好きでいい!自分のことを、自分が好きでいないと、だれがわたしを好きになってくれる?
そんなわたしが好きでいいのだ。
『Magick of you oracle』 By Fiona Horne
陰陽五行による解説
「自分のことが好き」と思えたとき、それは自分に対する「愛」を発揮したことになり、陰陽五行では「火の触媒」を加えたことになります。いくら自分でなんとかしようとしてもうまくいかないのは、この「火の触媒」がうまく機能していないから。否定しながら、肯定することはできないのです。そのため「そんなわたしが好きでいい」とすることで、「火の触媒」としての「愛」を加えれば、実際に現実は少しづつ変わっていくということが起こります。
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