がんばらなければ無敵になれる

自分でがんばることには限界があります。どんなにひとりでがんばったって、この脳みそはひとつしかないから出てくるアイデアは限られているし、肉体も１つ、時間だって１日は24時間でみんな同じです。だから、自分でどんなにがんばってみても、その先には必ず限界が待っています。

しかし、自分でがんばることに限界があるなら、その反対を考えれば、限界はないということになります。つまり、自分でがんばることをやめてしまえば、逆に、無限の可能性にアクセスできることになるのです。

実際、わたしたちの意識が見ている世界なんて、わずかな「点」にすぎません。それ以外は、すべて無意識でやっていること。わたしががんばろうとすればするほど、その「点」だけに注目することになって、ほかの無限の可能性をブロックしていることになるわけです。

わたしががんばることをやめてしまえば、そんな無意識の世界がいいように導いてくれます。意識するから限界があって、うまくいかなくなるのです。すべてはわたしのために。すべてうまくいくために。ちゃんとすべてがつながって、無限の可能性が広がっていくのです。

『Magick of you oracle』 By Fiona Horne

陰陽五行による解説

自分の「意識」が捉えることは「頭」で考えることなので、陰陽五行では「木」に象徴されます。「木」は「上へ上へ」とあがっていくエネルギーであって、これだけでは「現実化」することはありません。「意識」が強くなるとはつまりそういうことです。「思い」が「現実化」するときというのは、「火の触媒」がはたらいた結果としてです。「火の触媒」は完全に「無意識」の世界からやってくるものなので、「無意識」に任せることが重要であることがわかります。