人の心をなんとかするのは神

オラクルメッセージ

考えてみれば、人間の心を読んだり、コントロールしたりできるのは神様的なもの以外ありえません。「メンタリズム」とか「心理学」でも可能じゃないかとも思うけど、それもある程度の条件が必要であって、すべてがお見通しというわけではありません。タネも仕掛けもない、なんてことはあり得ないのです。

しかし、本来わからないはずの、ひとの気持ちが気になって、少しでも確信がほしいと思ってしまうわたしは「ここで~したら、どう思われるだろうか」とか「~したから嫌われたかもしれない」「相手にもわたしと同じ気持ちでいてほしい」と、無謀なことを考えてしまいます。それがわかるのは神様だけだから、わたしにはわかるはずもないのです。

そもそもわたしには、わたし自身の気持ちさえ、ちゃんとわかっていなかったりします。なんとなく惰性でやってしまうことや「本当に?」と聞かれるとなんだかブレてしまうようなこと、冷静に考えれば「あれ、なんでこんなへんなことを考えてしまっていたのか!」とハッとするようなこともよくあります。いやぁ、わたしは、わたしの気持ちすら、よくわかっていないのに、相手のそれを見抜こうとするって、どんだけやねん(笑)

人は自分の気持ちすら、よくわかっていません。他人の気持ちなんてわかるはずもありません。それができるのは神様だけ。じゃあ神様になって、人の心を読むか?いや、神様になれば人の気持ちなんて、まったく関係ないし、気にならないわけで。

だから、わたしは人の気持ちを考えてしまう人間であり、神様じゃない。だからこそ、人の気持ちは読めないし、考える必要すらない、といえるのです。

『Whispers of the Ocean Oracle Cards』 by Angela Hartfield

陰陽五行による解説

陰陽五行では「人間」は「土」に象徴されます。「土」は「枠」の象徴であり、「自分」という「枠」を設定しておくことが「人間」としての定義に関わっていることがわかります。人間であれば、相手の心を読もうとして「枠」を無視することはできないわけで、それは人間離れした技であることがわかります。

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