自分の夢を語るべきかどうかは、議論の別れるところです。ある人は「いろんな人に夢を語れ」といいます。なぜなら「いろんな場所で夢を語っていれば、いずれ共感するひとが現れて、つながりができてくる」から、と。またある人は「夢は語るべきではない」、なぜなら「語ってしまうとそれだけでエネルギーが無くなっていく」から、といいます。
どちらの意見も、ほかの理由も様々あって、まぁ、ひとによって経験も見解も違うものです。
しかし、心理的に考えれば、答えは明白、「夢は語るべきではない」となります。
理由のひとつは、嫉妬です。夢を語れば、必ず嫉妬されます。結果として、いずれ足を引っ張られることになるのです。夢を持っていること自体が羨ましい、嫉妬の対象になっまりします。
そして、もうひとつは、夢を語らないことで抑制性ニューロンをかける、ということです。夢を追いかけようとすると、興奮性ニューロンのはたらきで「がんばろー」となります。しかし、「がんばろー」となればなるほど、逆に「がんばれないー」という興奮性ニューロンもはたらき、そこでせめぎあいが起こります。そして、葛藤→炎症となり、動けない現実となってしまうわけです。
そこで、あえて「夢を語らない」とすることで、抑制性ニューロンを発火させ、興奮性ニューロンのせめぎあいを防ぎ、動けなくなるのを回避することができます。
自分の夢を目指すのに、余計なことを語る必要はないのです。ただ、まっすぐに、淡々と、すべきことするだけです。
『Whispers of the Ocean Oracle Cards』 by Angela Hartfield
陰陽五行による解説
「夢を語る」となんだかふわふわしてきます。これが陰陽五行の「木」とよばれるエネルギーです。「木」は上にあがろうとするエネルギーなので、現実から遠ざかったり、いわゆる地に足のつかない状態になったりするときに中心になるエネルギーです。そのため、「木」が強すぎることは好ましくなく、また「金」との関係(「金剋木」)によって、つぶされる性質があります。
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