いっしょにいたいだけなのか!

オラクルメッセージ

相手の言葉ひとつひとつに、不快感を感じてしまうわたしがいます。相手はそんなつもりはないのかもしれないけれど、そのひとことがどれだけわたしを傷つけているのか、理解してほしい、理解させたいって思ってしまうんです。

先日も「あなたの占いは納得できない、すべてが正しいとは思わない。」って言われて、ここまでやってきた自信を見失ってしまいそうになりました。でも、考えてみれば、そもそも当てる占いをやりたいわけでもないし、相手を説得するためにやっているわけでもないんです。わたしにとって占いは「象徴をみるためのツール」であって、それを読むこと自体が楽しいだけ。また、そこから出てくる言葉が「正しい」とか「正しくない」というのもナンセンスで、自分で「正しい」とか「当たり」とかわかるなら、自分のそれに従って行動するだけなので、占いなんていらないじゃないの。占いで大切なのは、術者の、その言葉によって深いところに影響すること。言葉は逆説になったりもするから、あえて外すことすらあるんです。

さて、相手の言葉に不快感を感じるのは、そこに「悪意」を見出してしまうから。わたしは「悪意」をできるだけ早く感知することで、リスクを避けようとしているのかもしれません。でも、そうやってコメントをしてくださるのは、やっぱり縁があるからで、わたしに興味があるからにほかなりません。どうでもいいなら、コメントすらしないわけで、つながりだって発生しません。

ですから、自分のまわりに寄ってきてくれるひとに「悪意」を感じる必要なんてないですね。ただ、いっしょにいたいだけなのです。しばらくいっしょに、この世界で過ごしてみようと思ってくれているだけ。なにかの縁で、こうしてつながったんです。このつながりを、大切にしようと思います。

『the dream weaver’s oracle』 by Colette Baron-reid

陰陽五行による解説

「つながり」の背後には「愛」があるはずです。陰陽五行では「火」が「土」を育てると解釈されます(「火生土」)。ここでの「愛」とは、意識的に自覚されるものだけではなく、高次の存在としてのつながりの可能性もあります。そのため、意識では縁遠いと考えてしまうのかもしれません。しかし、実際には「出会い」からして、高次の「愛」がないと成り立たないのです。つまり、すべての「つながり」には「愛」があって、「悪意」が100%ということはありえないのです。

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