「いいひと」とか「わるいひと」とか、どこまでいっても、白黒で判断をつけようとしてしまいます。「あのひとは、いいひとだと思ったのに、わるいひとだった!」って怒ったりするけど、そもそも「いいひと」だったのか、そして、どこから「わるいひと」になっていくのでしょうか?
考えてみれば、本当は「いい」も「わるい」もないですね。犯罪とかひとの命にかかわることは論外ですが、基本的には、みんなそれぞれがそれぞれのことを思って動いているだけ。敵も味方も、立場が変わればひっくり返るように、こちらの視点だけで白黒つけようなんてできないのです。
こちらの視点があれば、あちらの視点があるだけ。「いい」も「わるい」もなく、ただ、みんながいる。みんなそれぞれ、一生懸命生きている。出会ってくれて、ありがとう。
『The Magic of Unicorns Oracle Cards』 by Diana Cooper
陰陽五行による解説
自分の立場だけから考えてしまうと「いい」「悪い」の判断が出てきてしまいます。この「白黒判断」の世界観は、陰陽五行では「土」に象徴されます。つまり、「土」という「枠」のなかで考えようとするから、「白黒」をつけて、分けて考えるということになるわけです。しかし、本来はひとつの世界です。本当は「いい」も「わるい」もないのです。
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