わたしが言ったことを無視されたり、否定されたりするようになって、どのくらいたつだろう?家でも学校でも「まーたへんなことを言ってるよ」って感じで受け入れられなくて、いつも「わたしは頭がおかしいのかな?」って思いながら過ごしていました。ひどいときには、先生に「え、なにそれ?先生にもわかんないw」とバカにしたように鼻で笑われたこともあります。
「わからない」は「理解しようとしない」ということだから、実は、攻撃的な態度だったりします。直接攻撃するのではなく、無視したり、否定したりするだけの受け身な態度であることから受動攻撃といいます。能動的な攻撃ではないから、気づかないことも多いものです。特に、先生とか友達が、まさか自分を攻撃してくるなんて思いもしないので、それが攻撃であって、自分を貶めようとしてきているとは思いもしないでしょう。
でも、考えてみれば「わからない」って、自分でも自分に対して使ってしまうことも多々あります。自分の気持ちが「わからない」っていったとき、自分で自分に対して受動攻撃を仕掛けているのと同じことです。冷静に考えて自分は、今、どうしたいのか、なにを考えているのか、それを感じてあげることが自分を大切にする第一歩なのです。
『The Green Witch’s Oracle Deck』 by Arin Murphy-Hiscock
陰陽五行による解説
「わからない」=「理解しようとしない」=「自分を曲げない」ということなので、陰陽五行では「金」に象徴されます。ガチガチに凝り固まった「金」のイメージです。「金」は「木」と「金剋木」の関係があり、「可能性」や「思い」を潰すというようにはたらきかけます。自分のなかの「思い」すら破壊するエネルギーに成り得るということです。
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