本気出したらできるし！

「本気出したらできるし！」って思うことが時々ありました。今はそんな暑苦しいことは考えないけど、それでも、どこかで「まだ本気出してない」って思っていたりします。

本気を出せてないと感じているのは、たしかに手加減しているから。手加減って、自分でも気がつかないうちにしちゃってるから、いつのまにかハマっていたりするんです。

一番大きいのは親に対する手加減。自分が考えたことを一生懸命親に伝えようとしたとき、親の反応が薄かったり、うまく伝えられなかったりすると「あ、伝わらないんだ…」と、それから手加減することを覚えてしまいます。親に対してさえ手加減することを覚えてしまうと、他のひとにはもっと伝わらないから、どんどん手加減して、どこまでいっても「本気が出せない」ってなってしまうんです。

だから「本気出したらできるし！」は正しい。どこかでしている手加減を取り除くことができれば、もっとずっとうまくいく。そう、あなたの力はそんなもんじゃない！

『Secrets of the Ancestors Oracle』 by Abiola Abrams

陰陽五行による解説

「本気を出す」ことは、自分の力をちゃんと「認めて」あげること。これは陰陽五行では「火」に象徴されます。自分の持っているパワーをきちんと認めてはじめて、発揮できるのです。「本気出したらできるのに」って思うのは、それを認めて、出すまでできていないから。頭のなかで考えているだけの「木」の状態で止まっているのです。