つまらないものを大切にする

オラクルメッセージ

普通のひとが「つまらない」と思うようなものに、やけに心惹かれることがあります。

仕事場に向かうまでの道で、昨日までは気にも留めなかった花が咲いていること。何気なく立ち寄った高速道路のサービスエリアで見かけた、季節の飾り物。いつも見ているはずの看板の、フォントやデザイン。道路を急いで横切っていく、色鮮やかなケムシ。公園で遊ぶ、ハトやスズメ。風に揺れるネコジャラシ。

いつも当たり前に触れているのに、いつも当たり前にそこにあるのに、ほとんど見向きもされていないもの。普通のひとは「つまらない」とスルーされてしまうところにこそ、無意識に訴えかけるなにかが隠されていると思うんです。そして、それに意識が向いたとき、わたしのなかの意識と無意識がつながって、なにかがスパークしていきます。

そんなことの繰り返しが、わたしの創造力を高めていくんです。

『Portraits of a Woman, Aspects of a Goddess: Inspirational Cards』 by Riccardo Minetti

陰陽五行による解説

「つまらない」と思われるものにちゃんと「光を当てる」ことは、自分の無意識を言語化することであり、そこに「直観」がはたらきます。陰陽五行ではこういった「明らかにする」は、「火」に象徴されます。つまり、そうして自分が注目しているものを考えること自体が「直観」とつながり、無意識を活かすことそのものとつながっているのです。

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