壁にぶつかったら、さがって、あがってみる。一歩さがってみれば、なんてことはないことに気がつくかも。
目隠しされて、大きなドアの前に立たされているところを考えてみます。目の前にあるのはドアか壁か?手探りで上下左右を探ってみても、ドアノブがなければ壁だと思ってしまいます。大きなドアであればあるほど、ドアノブまで手が届かないから、それに気がつくのも難しい。では、この壁の全体像を探るには?
まずは、目隠しを取ればいいですね。目の前の壁だと思うものが本当にそうなのか、まずは確認してみないと。この疑いこそが、目隠しをとるということです。可能性を見失うのが目隠しです。
それから、ドアノブの位置を探ります。近すぎるとみつからないかもしれません。自分が思っているような場所にはないかも。あるいは、もうすでに握っている取手のようなものがそれなのかも。だから、少し離れて全体像を把握します。そしたら「なーんだ、引き戸じゃないか!」ってわかるかも。
それがわかればあとは簡単。壁じゃなくてドアだから、開け方さえ間違えなければ、サッと開くことができます。可能性は無限大。あっちの世界へ、つながろう。
『The Healing Spirits Oracle』 by Gordon Smith
陰陽五行による解説
「壁」に当たったときに、それは「ドア」であったこと気がつくのは、「現状」や「立ち位置」を客観的に「視点を変えてみる」ことできるということです。「視点を変える」は、陰陽五行では「土」から抜け出すということなので、「金」の触媒的な役割を果たすことがわかります。そのため、「土」から次の「水」へのきっかけとなり、「無限の可能性」へとつながることができるのです。
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