他人からみればたいしたことでもないようなことでグズッとしてしまうことがあります。わたしの場合は「お金をなんとかしなきゃ」とか「仕事をどうしよう…」みたいなことを考えてしまって、明日さえもみえなくなってしまうような、お先真っ暗な感じになってしまったりするんです。
そんなことを精神科の先生にお話していたら「未来のわたしがなんとかしてくれる、って魔法の言葉なんですよね」と教えてくださった。
そっか!
未来のことで悩むことって、今のわたしがすることじゃないんですよね。今のわたしには、今、目の前のことしかなくて、それ以下でもそれ以上でもあり得ない。だから、「未来のわたしがなんとかしてくれる」で、未来が「今」になったわたしに丸投げしとくのがいちばんいいわけです。そう考えると、今のわたしが、未来に口をだそうとすること自体が、なんだかおこがましいような気もしてきます。
「未来のわたしがなんとかしてくれる」
未来のことはわからないし、今のわたしがなんとかできることではありません。今のわたしが悩まなくても、未来のわたしがちゃんとなんとかしてくれるんです。そう、それだけ成長して、ちゃんと解決するだけの力をもった未来のわたしが。
『Mushroom Spirit Oracle』 by Nicola McIntosh
陰陽五行による解説
「未来のわたし」を考えたとき、そこには無限の可能性があって、ちゃんと乗り越えられるだけの力を持っているものとして感じることができます。そのわたしは「今のわたし」が感じている「今のわたし」の状態とは違って、本当にどうなっているかわからない。これは、陰陽五行の「土」という「現在」「足元」と、「水」の「本質」の比較として表現することができます。わたしがつながるべきなのは、「今」のわたしを超えた、「本来」のわたしなのです。
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