「これでいい」から「これがいい」へ

自分で選ぶなら「これがいい」って言いたい！そうやって思えるようになったのは、つい最近のこと。

だから、油断しているとつい「これでいい」という言い方をしてしまっています。いつも自分のことは後回しでいいと思っていて、ひとのことを優先して考えるようにしてきたから、自分のぶんは「これでいい」。まぁ、それで困ることもないから、本当に、それ「で」いいわけですが、そんなことを続けているとだんだん自分を見失っていきます。

実際わたしはどうしたいんだっけ？なにがわたしのしたいことだっけ？わたしのほしいものなんだっけ？

ふと冷静になってみたとき、自分で選ぶのが難しくなっていることに気がつくんです。

ちゃんと自分のことを考えれば、「これでいい」ではなく「これがいい」。自分で「これがいい」って選びとっていけば、自分で自分の人生の主導権を握ることができるんです。

『ANGEL DREAM ORACLE CARDS』 by Doreen Virtue & Melissa Virtue

陰陽五行による解説

「これでいい」は、まわりの状況を鑑みた結果の思考です。つまり、「まわり」や「枠」に合わせた発想によるもので、これは陰陽五行では「土」に象徴されます。一方で、「これがいい」は自分の純粋な思考によるものなので、これは「水」に象徴されます。「これでいい」から「これがいい」と言えるようになったときこそ、「自分らしく」生きることに気がついたときなのです。