不安な気持ちを抱えたままで、なにかをしようとしてもうまくできません。不安な気持ちを抱えている時点で、頭のリソースのほとんどをそっちに持って行かれてしまっているので、正常な判断ができない状態になっているんです。ですから、どんなに自分で一生懸命考えたことも、いつもの自分ならサラリと考えられることが、不安があるというだけで、冷静な分析と思考ができなくなっているんです。
だから、大切なことは、自分のなかに安心感を持っておくこと。それは小さな安心感からでよいのです。自分は安心して、自分の道を進んでいて大丈夫なんだと思えることが大切です。例えば、それは自分が好きなものを食べられることだったり、好きな服を着られることだったり。そういう、自分のベースになるものを整えていくことが、小さな安心感につながります。
小さな安心感のなかを歩むと、やがて大きなところでも安心感を感じられるようになっていきます。自分は自分であっていい、ありのままでいいということ。そして、そういう自分だからこそ、大切にされていいのだということが理解されてくるのです。わたしは、わたしであって、それだけで十分な価値があると思えるようになるのです。
『Queen of the Sun Oracle』 by Stacey Demarco
陰陽五行による解説
「安心感」を感じていることは「あたたかい」ことです。これは「火」に象徴されます。つまり、「安心感」のなかを歩むとは「火」を信じ、その触媒効果を受けながら進んでいくということです。そのため、「安心感」を感じていると、それはどんどんと拡大し、大きな意味でも「安心感」を得ることができるのです。

コメント