健康系の情報番組は人気があって、テレビが「バナナ」といえば「バナナ」が売切れたり、定期的に「トマト」の凄さが語られたりします。でも、思い出してみると「紅茶キノコ」とか「カスピ海ヨーグルト」とか「リンゴ」とか、ちょっと忘れているようなブームもいっぱいあったんです。
わたしも仕事柄、特に「なにを食べたらいいですか?」というような質問に答えを求められることがあります。たしかに、そのとき、その方に必要なものを答えることはできます。しかし、そこで求められているような「これさえ食べておけばだいじょうぶ!」というものは、存在しないんです。いくら「トマト」が身体にいいからと言っても、それが『すべて』であるはずはないわけです。(個人的には「トマト」を食べすぎると肌が荒れます。)
大切なのは、自分の体の声を聞くこと。その時々で、自分が食べたいものをちゃんと食べることです。それはジャンキーなものかもしれないし、普段は気にもしないようなものかもしれません。しかし、それが食べたいということはそれが身体にとって必要なものだったりするんです。「好きだから」の食べすぎには注意ですが、体が感じている「食べたい」の感覚はちゃんと必要なものを教えてくれています。
『Crystal Intentions Oracle』 by Margaret Ann Lembo
陰陽五行による解説
「食べたい」と感じることは「直感」なので「火」に象徴されます。その「直感」に従うことが、自分にとってはいちばん重要なのです。テレビで言われる情報は「土」に象徴されます。「土」に従うことは、「一般論としては」という「枠」をでないので、自分には合わないこともあるという部分を考慮しておく必要があります。

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