待つことが必要なとき

オラクルメッセージ

うちの整体では、「痛み」を単なる「肉体的なもの」と捉えていません。「肉体と精神」はつながっているとか「裏表の関係」とか、よく言われることですが、わたしの感覚としてはそれ以上、そもそもそれを分ける必要がないと考えています。つまり、「肉体」の不調はそのまま「精神」=「心」「メンタル」の不調に原因があったりするわけです。もちろん、単純に「肉体」を痛めるというケガなどもあったりしますが、それはそれで「精神」があって、そうなっていると思うわけです。

だから、アプローチとしても単に「肉体」をもみほぐすとか、柔らかくするというところに留まりません。その原因、もっと深いところに触れなければ、本当には解消されないと思っているからです。そのためには「無意識」へのアプローチが必要であり、わたしがしていることは、あなたが「感じている痛み」をちゃんと感じるようにフィードバックしていくことです。そして、その「感覚」と「感情」の部分を統合することを促し「この痛みは、その感情とつながっていた!」と、気づかせていくことをしているわけです。これは言語化されなくてもかまいません。「痛み」を単なる「肉体」の問題で終わらせないことに意味があるのです。

この統合のために、時間が必要なことがあります。だいたい3~4日くらい。施術後、そのくらいは眠たくて仕方なかったり、悪夢を見たりします。そのあいだに、そういう記憶の整理が行われて、原因不明だった痛みが、ちゃんと整理されていくのです。「無意識」がはたらく時間は、意識としては待つ時間だったりします。

『Messages from the Mermaids』 by Karen Kay

陰陽五行による解説

「無意識」がはたらいていることは「意識」では捉えられません。これは「動いていないようにみえる」=「水」に象徴されます。「水」は「夜」や「冬」の象徴であり、それがあるから「朝」や「春」の活動的な季節、時間がやってくるといえます。「夜」や「冬」は意識的には、「待つ時間」であるのです。

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