やりたいことのはずなのに「なんだかやる気が出ない」「めんどうくさい」「かったるい」と思ってしまうのは、自分の感覚ではありません。だって、自分は「やりたい!」はずだから。自分でやろうと思っていることが、どうして「めんどくさい」ことがありますか!
わたしがそれを「めんどくさく」て、「やる気が出ない」と思ってしまうのは、それをやられると困るひとがいるから。わたしが本当に「やりたい!」ことって、やってしまうと得意なことだし、とってもうまくできちゃうんです。だから、その実力で、まわりのみんなをサーっと追い抜いていってしまいます。まわりからすれば、あなたに追い抜かれてしまって、置いて行かれると困るわけです。だから、あなたが「めんどうくさい」と感じて、動けないようにしてしまうことができれば、最も楽に、今の状態を続けていけるのです。つまり、まわりのそんな期待で、あなたは「めんどうくさい」、そして「やる気が出ない」と感じさせられているんです。
「やる気が出ない」と感じたら、本当にそれがわたしの感覚なのか、感じなおしてみましょう。「やる気が出ない」のは「やる気が出ない」と自分が感じていると思っているからなのかもしれません。まわりから邪魔されているだけなら、自分を感じるだけでパッと晴れていきます。それでも晴れないのなら、ちょっとだけ方向がずれている可能性があります。焦らなくて、だいじょうぶ。
『The Time Traveler’s Oracle』 by Denise Linn
陰陽五行による解説
「やる気」は「思い」のエネルギーなので、「木」に象徴されます。一方で、「やる気が出ない」ときとは「枠」にハマって「これでいいや」となっているときなので、「土」の状態といえます。「土」は「まわり」と絡むことの象徴でもあるので、「まわり」の影響によって、そうなっている可能性もあるわけです。

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