悪夢の効用

オラクルメッセージ

久しぶりに嫌な夢をみました。細かいところは忘れましたが、雨のなかで泣き叫んで、倒れ込む夢でした。それがとても不快な気分だったのです。でも、おもしろかったのは、その倒れ込む瞬間に場面が切り替わって、自分のベッドの上に倒れ込むイメージがあったこと(笑)。あの、アニメとかでよくみる幽体離脱から戻ってくるという、ちょうどそのイメージそのものでした。

夢は、無意識が整理されているときにみるものです。そして、特に悪夢はその感情を呼び起こして、感情とともに記憶が整理されていくときにみられます。だから、とても不快な気分を感じるわけです。しかし、それがあるからこそ、わたしのなかでは記憶と感情が整理されて、日常生活で不快な感覚が想起されることが減っていくはずなのです。そう、普段の不快感は、過去の記憶と感情が整理されていないことによって引き起こされたりしています。

悪夢は、記憶と感情とを整理してくれるものです。そこに意味はなくても、その感情を感じることがわたしにとって必要だったのです。わたしが今感じている感情は、過去の記憶に基づくものかもしれません。そのくらい、記憶と感情はあいまいなのです。悪夢は、それをきちんと整えて、過去を美しく、そして過ぎ去ったものにしてくれます。

『Crystal Oracle Deck』 by Kathy Banegas

陰陽五行による解説

「悪夢」は「怖い」かつ「夢」であり、「水」に象徴されます。「水」は「本質」を象徴するので、そこには単に「怖い」だけではなく、「本質」とつながっていくという意味があります。ここでの「本質」は「感情」のことで、「感情」と「現実」を整理することに意味があるということです。

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