わたしが欲しいと望んだものは、いつまにやら手に入っている。いつそれを望んだのか、もはや覚えていなかったりするけれど、そうなりたいと思っていたことが、だいたいちゃんと実現しているような気がするんです。
求め続けているあいだは、その不足感が頼りであって、その、もがいているわたしがいるから、どこかで与えられると信じていました。けれども、実際には、もがくのをやめて、その望みすら忘れたころにちゃんと叶うように物事は進んで行く。意識すればするほど、遠ざかっていたのに、意識から遠のいていくと、なんだかうまくいってしまうのです。
求めているものが手に入らないのは、わたしが意識しすぎているからなのかも。わたしががんばらないでいるほうが、案外うまく回っていくのかもしれません。ちょっと知らんぷりでもしてみるかー!
『The Wisdom of Avalon Oracle Cards』 By Colette Baron-Reid
陰陽五行による解説
人間の意識でできることはほんのわずかです。あとは無意識に回るだけ。これを陰陽五行では「火」「金」の触媒と表現しています。これらの「触媒作用」はあくまで外から入ってくるもので、自分でどうこうできるものではないということがポイントです。結局、自分の意識は方向を決めるだけで、あとは大きなところに任せるしかできないのかもしれません。
コメント