理想と現実のあいだで

オラクルメッセージ

自分が本当にしたかったこととか、自分の奥底に封じ込めてきたことにアクセスしはじめると、今の自分の「現実」と「理想」の自分とのズレが気になりはじめます。昨日までは今のコレが当たり前の日常だったのに、ふとしたときに「あれ?なんかおかしくない?」という違和感があることに気がついたりするんです。

例えば、お金があるはずなのにないという感覚は、本来ならば稼げているはずなのに、それができていないという感覚です。普通なら「捕らぬ狸の皮算用」ということで「自分の能力を過信しすぎじゃないか」と思ってしまいます。しかし、「本来ならそれだけの能力があるはずなのに、別の世界線にいるから、それができていない」と五次元的な発想で考えてみると、なるほど、本来の自分とは違う形になっていることが原因で、このモヤモヤが生まれているのではないかと思うのです。

ほかにも「もっと外に出たいのに」だとか「もっと自由なはずなのに」「もっとモテるはずなのに」。こういった感覚は、本来の自分=「理想」の自分にアクセスしたから、「現実」の自分とのギャップをリアルに感じてしまうことに原因があると考えられるわけです。

「理想」を感じて、そっちにアクセスしたくなったら、そっちと比較するのではなく、むしろ「現実」とのバランスを取りながら、少しずつ寄せていくイメージが重要です。比べてしまうと今のわたしがツラくなるから、できることから、少しずつやっていけばよろしい。焦るとバランスを崩して「現実」だけに引き戻されてしまうから、焦らなくていい。「理想」をみつつ、「現実」を生きる。いつの間にか、それが混ざり合って「理想」のわたしになっていく。

『Universal Dragon Oracle』 by Carla Morrow

陰陽五行による解説

「現実」をツラいと感じてしまうと、そこから逃げようとしてしまいます。「理想」と「現実」のズレが大きい場合は特に、「理想」を理想化しすぎて、「現実」からは遠ざかってしまうのです。これを陰陽五行では「木」と「土」で表現します。「木」は「思い」の世界、つまり「理想」のこと、「現実」は「土」に象徴されます。「木」は「土」と「木剋土」の関係があるので、「木」のエネルギーが高いと「土」を否定したくなるということになるわけです。そのため、このあいだでバランスをとっていくことが重要になります。

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