ただいっしょにいたいだけ

オラクルメッセージ

人間関係で悩むときって「はじまり」と「終わり」があるものとして、すごく狭いものと考えてしまっています。

なんとかして関係を深めたいと思うときには、その「はじまり」がわからないって不安になって、焦ってしまいます。でも、これまで仲よくなってきたひとたちって、そんなことを考えなくても、いつのまにか仲良くなってきたはずです。つまり、そこで「はじまり」を考えている時点で、その関係そのものが、すでにいい関係ではないという前提になっているということです。すでにいい関係ではない、ということを前提にしているので、逆に、そうなるように行動してしまったりするんです。

また、この関係がいつまでも続くようにとか、できるだけ長くうまくいくようにとか、そういうことを考えている時点で「終わり」を前提にしているわけで、いつかやってくる「終わり」に向けて物事を進めているに過ぎないという思考があるんです。そのため、いつまでもとか、できるだけ長くとか、言いながら、自分で、自分が想定している「終わり」のための行動を重ねているということになるわけです。

そう、本当にうまくいく関係というのは、そんな「はじまり」も「終わり」も意識していないもの。いつのまにか、そこに関係があって、ただいっしょにいたいと思っていて、それがなんとなく続いていく。だから、「はじまり」もないから「終わり」もないのよね。ただいっしょにいたいって、そういうこと。

『Self-Love Oracle』 by Akal Pritam

陰陽五行による解説

「関係」を「枠」的なものとして考えてしまうと、陰陽五行における「土」に象徴されます。「土」は「枠」なので、いずれ限界が来るもの、どこかで離れるものになります。一方で、「関係」をもっと深い「魂」のふれあいであると考える、それは「水」に象徴され、本質的にもっと深いものであるということがわかります。

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