お風呂場の段差を越えるとき

オラクルメッセージ

お風呂場のちょっとした段差を越えようとしたとき、何日か続けて、ある歌のフレーズを思い出しました。「高ければ高い壁のほうが登ったとき気持ちいいもんな」って思い出して、なぜか口ずさんでいたんです。いやぁ、ただのお風呂場の段差なんですけど(笑)。

病院で理学療法士をやっているとき、治りの早い患者さんの共通点に気がつきました。それは、家に階段があって、毎日登り降りをしていること。反対に、階段があっても、2階には行っていないという場合には、よくなるまで時間がかかってしまうことが多かったのです(階段を使っているということは、元がそれだけ運動能力があったということでもありますが)。

ポイントは、毎日の何気ない一歩が、いつのまにか自分を鍛えていて、どこか高みへ到達していくってこと。毎日の階段が当たり前なら、それが当たり前なだけの足の筋力がある。お風呂場の段差を越えられるのは、当たり前だと思っているけれど、片足立ちでバランスが取れたり、裸足でも滑らない足の力であったり、本当はいろんな身体能力の組み合わせがあったりするわけです。

毎日のちょっとしたことが、高みにつながっていきます。お風呂場のちょっとした段差すら、心にとっては、そんな一歩に感じているらしい。

『The Secret Language of Light Oracle』 by Denise Jarvie

陰陽五行による解説

毎日少しずつ変わっていくことは、「土」という「枠」に留まらないということです。つまり、毎日「金」のエネルギーを受け取るということです。「金」は「動く」「行動」の象徴でもあるので、まさにいつもの少しずつの動きそのものが、人生の流れにおいても、そういう変化につながっていくということです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました