ゆるがぬ信念を貫き通す

オラクルメッセージ

自分の夢や大きな目標に向かって動き出すと、ずっとやりたかったことのはずなのに、急激に「なんだかだるい」とか「おもしろくない」と感じてしまったり、まわりで悪いことが起きてしまうような感覚になったりします。そして、そのうち「自分ががんばろうとするから、うまくいこうとするから、まわりでよくないことが起きるんだ」と頭が勝手に判断してしまって、自分の本当にしたいことがどんどんできなくなっていくのです。

この「本当にやりたいことなのに、急にできなくなってしまう」という現象は、まわりからの嫉妬によって引き起こされます。わたしが「本当にやりたいこと」に手をつけたとき、それは自分の内側にあるものの、本当の輝きを解き放っていくことになります。その輝きはあまりにも美しいので、まわりのひとたちから嫉妬されてしまうことになるのです。そして、実際に足を引っ張られるということになり、現象として「だるさ」や「まわりでの悪いこと」が起こります。

「自分がやりたいことをやろうとすればするほど邪魔されてしまう」という感覚があるひとは、それだけすばらしい才能を持っているということの証明でもあります。あなたの内側の輝きには、周囲が嫉妬して、潰しておこうと感じてしまうほどの魅力があるのです。ですから、やりたいことをやり通さずに潰されてしまうのはあまりにももったいないことです。

逆に「自分には才能があるから嫉妬されているんだ!」と考えましょう。大切なことは目の前のことを淡々とこなすことです。そうやって、今に集中して生きるとチャンスは自然とやってくるものです。自分のなかの信念を貫き通して、本当の自分を力を発揮しながら生きることを選びたいと思います。

『Sacred Light Oracle』 By Anna Stark

陰陽五行による解説

「嫉妬」をするひとたちは自分の地位や名声にしがみつこうとしています。わたしが才能を発揮して目立ってしまうと、自分の地位が奪われてしまうのではないか、と恐怖を感じているのです。これを陰陽五行では「土」の枠組みがさらに行き過ぎた状態であることから「金」の状態にあると考えます。「土」は地面の土のこと、「金」はその土のなかにできる金属(鉱物)のことなので、土の成分がギュウギュウと押し固められてガチガチになったイメージです。この状態になると、周囲を攻撃しはじめ、特に他人の「才能」を壊してしまおうとする破壊的な行動を起こすのです。

あなたが発揮しようとしている「才能」は、持っているパワーで、それは「やろうとしていること」ですから「思いのエネルギー」なので「木」に象徴されます。つまり「金剋木(きんこくもく)」の関係によって、嫉妬によって才能がつぶされるこということになっています。

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