なんでも「わからない」と感じてしまうときには、誰かに依存してしまっているのかもしれません。パソコンの操作がわからなくて「うわー、やっぱりわたしには無理だー」となってしまうのは、あとで詳しい友達に聞けばいいと思っているから。勉強で行き詰りを感じて「難しいなー、わからないなー」となって、途中で放り投げてしまうのは、それでも別に自分が困ることはなくて、わたしがやらなくてもいいかと思っているから。
わたしが「わからない」と思っているのは、他の誰かがなんとかしてくれるから、わたしには「わからなくてもいい」って心のどこかで依存しているから。本当のわたしは、やろうと思ったことをやり切ることができるだけのパワーをちゃんと持っている。ヴィジョンは理想ではなく、わたしが叶える夢の道筋。わたしが夢みた世界は、わたしの力を使うことでしか到達することはできないところ。
「わからない」を疑いましょう。本当は「わかってる」はずです。あなたには、できる!
※ここでの「わからない」は、「わからない」で混乱しているような状態のことです。「わからない」ので「講義を受ける」「質問をする」の「わからない」とは、まったく異なる状態です。
『Angels among Us』 By Victoria Maxwell
陰陽五行による解説
「思い」は「現実」を作っていきます。ですから、あなたが「~したい」と思ったことは、すでに現実になるための第一歩を踏み出した状態であるといえます。そのため、「わからない」となって、進めなくなったり、途中で放り投げてしまったりする、ということ自体が、実は異常事態なのです。(もちろん、途中で方向転換したり、なにかの気づきがあった場合は別ですが。)
「わからない」は、先がみえなくて「道に迷っている」ということです。方向がわからなくなるのは、とても狭いところにいるから。これは、陰陽五行では「土」にあたります。「土」の「枠」に閉じ込められているイメージです。
本文では「依存している」と書きましたが、実際には「依存させられている」のかもしれません。あなたが「わからない」と感じて、相手を頼ることは、頼られた相手にとってはうれしいことです。また、あなたが「わからない」と放り出してしまったら、ライバルたちは自分の場所を奪われずに済みます。
ですから「わからない」と思ったら、「依存しているのかも」と疑ってみましょう。そして、狭い「枠」に閉じ込められていることに気づけたら、次の一歩がみえてきます。
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