なにかをわたしがしようとすると、特に、なにか新しいことをはじめようとしたとき、横から「常識では~」とか「普通は~」というツッコみを入れてくれる人がいます。それは親だったり、友達だったり、あるいは自分の内側から聞こえてくる言葉なのかもしれません。しかし、そんな常識、どこの誰によるものなのでしょうか?
一歩、自分の枠の外に出てみると、まったく違う世界が広がっていることがわかります。今までずっと「そんなことしちゃいけない!」と思っていたことが、外の世界では当たり前にされていることだったり。反対に「これはやらなきゃいけない!」と思っていたことが、してはいけないこととして考えられていたりするんです。自分が生きていた世界って、思ったよりも狭くて、その外側に自由な世界がまだまだ広がっているのです。
誰かの常識で生きるのは、もうやめましょう。わたしは、わたしらしく。わたしのペースで。
『SACRED EARTH ORACLE』 by TONI CARMINE & LEELA J. WILLIAMS
陰陽五行による解説
わたしが「常識」だと思っているのは、わたしが住んでいる世界のなかの「価値観」にすぎず、それは自分にとって「枠」として作用するものです。陰陽五行では、この「枠」のことを「土」と表現します。「土」は「花壇」のようなもので、「育てるが、腐らせる」という性質を持っています。つまり、自分の「常識」を持つことは、この世界で生きていくために必要なことである反面、そこにハマりすぎると「腐っていく」=よくない方向にいってしまうということになります。
自分の住んでいる世界の「常識」は、自分で作っていることもあれば、まわりから押し付けられたものだったりもします。そこから、脱出して、本当の自分の力を発揮していくことが、魂の進化のためには必要なのです。
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