時にかなって美しい

すべて、時にかなって美しい。目の前で起こるあらゆることは、まるで計算されたかのように、わたしのために用意されています。ここであの人に出会ったこと、ここでこういうトラブルになったこと、ここであの広告をみたこと。あとから思えば「あー、あのとき大変だったけど、あれがあってよかったなー」と思うのは、冷静になってみるとそのタイミングの美しさに気がつくことができるから。

どんなに大変ななかにいても、それはすべて無意識がわたしのために用意してくれたもの。今、わたしが出会うべきタイミングで、本当に美しいタイミングでみせられているもの。

目の前で起こることのすべてが「時にかなって美しい」。わたしは、ただそこにいて、その美しさを味わっていたいと思うのです。

『Indigo Angel Oracle Cards』 by Doreen Virtue & Charles Virtue

陰陽五行による解説

目の前で起こることに「不安」になったりしてしまうのは、自分の「思い」が暴走して、「現実」に集中できなくなっているためです。陰陽五行では「木」が高まって、「土」から遠ざかっていると考えます。

「土」は「自分の立ち位置」の象徴なので、この世で生きていくためには必要不可欠なものです。「土」は自分を縛る「枠」にもなりますが、この世で生きるための「基盤」でもあります。「時にかなって美しい」と感じることは、「今」の「自分の立ち位置」をちゃんと感じることであって、目の前で起こることそのものにちゃんと意識を向けることができるようになるわけです。