別の世界の自分につながる

オラクルメッセージ

自分のすぐ横に、別の世界の自分がいると思ってみるとおもしろい。自分とほとんど重なるように、もう一人の自分の姿を想像してみる。服装もほとんど同じ。もしかしたら靴下の色が違うのかもしれません。どちらも仕事場のデスクに座って、パソコンで文章を書いているが、この瞬間、わたしは文章を書き続けているのに、もう一人の自分は、今、右に置いてあるマグカップでコーヒーを飲んだ。だから、自分の影のように動くその人物は、自分よりも少し遅れて文章を書いている。わたしがちょっと考えていると、いつのまにか、もう一人の自分のほうは、文章を書きあげてしまったらしい。コーヒーのおかげかしら?

と、このように、すぐ隣にいる別の世界の自分を想像してみると、うまくいくヒントを与えてくれる。この場合は、今、コーヒーを飲んだほうが文章を早く書き上げることができるのかもしれない。そして、ここでコーヒーを飲んでみることを選択すると、それだけで、今まで自分がいた世界とは違う世界につながっていく。だって、今、ここにいたわたしだけでは、コーヒーを飲むことは考えなかったわけだから、今いたところとは少しだけズレた世界に入っていくことになるわけです。

そうやって、少しずつ自分の世界をずらしていくと、変わりたいと思っていた自分が、いつのまにか遠くになって、理想の自分に近づいていく。

『Wild Wisdom of the Faery Oracle』 By Lucy Cavendish

陰陽五行による解説

「別の世界」を想像することは「みえない世界」につながることです。「みえない世界」は陰陽五行では「水」に象徴されます。

「水」は次の「木」を育てる関係にあるので(「水生木」)、「木」のエネルギーが高まって、新しい流れが生まれることになります。これが次の世界に入ることであり、別の世界の自分へと近づいていくことができるというわけです。

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