嫌いなあの人と、私も同じ

オラクルメッセージ

嫌いなあの人のことが、なぜ嫌いなのかというと、わたしも同じ遺伝子を持っているから。あの下品な、余計なことばかり言う、あの人と同じ遺伝子を持っているから、わたしもあの人と同じレベルで下品なことをしてしまう可能性があってしまうわけです。そのため、あの人の下品な振舞に、自分を重ねてしまって「うわー、イヤだ―」と拒否感が強く出てしまうことになるのです。

嫌いな相手と出会ったら「あの嫌いな相手と、自分も同じ遺伝子を持っている」と考えるようにしてみましょう。嫌いだと感じるのは、遺伝子レベルで、自分の影を相手に見ているからです。自分にも、その要素があって、それは自分で見ないようにしていても、無くすことができるわけではありません。むしろ、自分の成長のためには、それを受け入れ、その陰が自分の一部であると理解する必要があります。

嫌いな相手が現れたのは、その影を自分に自覚させてくれるためです。そんなふうに考えると、意外といい人のような気がしてくるし、なんだか同じものをもった同志のような気さえしてくるんです。自分の影を、自分のなかに受け入れると、あなたの世界はぐっと大きく広がっていきます。

『Mystical Journey Oracle』 By Tennessee Charpentier

陰陽五行による解説

人は「自分」というのをある程度決めて生きています。なんとなく「自分」の「枠」を決めていて、「自分はこういうことはしない」などと「ルール」のなかで生きているのです。この「枠」や「ルール」は陰陽五行では「土」に象徴されます。

自分の「影」と向き合うことは、この「枠」の外に出ることです。そして、それはたいてい「厳しい」経験になります。そのため、この「影」と向き合うことは「金」(の触媒)に象徴されます。「金」は厳しくもありますが、この「場」にとどまっていては成長がないことを教え、本質的なところに目を向けさせるはたらきがあります。「影」を向き合うことで、自分の魂に目を向け、本当の自分を取り戻すことができるようになるのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました