そこに“愛”はない

オラクルメッセージ

「愛」を言葉で示してほしいと思ってしまうことがあるけれど、実際のところ「愛している」という意識的な言葉のなかに「愛」はありません。少し考えてみれば、仲のいいカップルほど、別に「愛」を囁き合う必要なんてなく、ただそこにいるということ自体がその証明になっているのがわかります。存在自体が「愛」であり、ただ発散されるエネルギーが「愛」なのです。

高価なモノをプレゼントすることも、いっしょにバカンスに出かけることも、「愛」の証明にはなりません。それよりも、ただ隣にいて心地よかったり、離れていても温かさを感じたり、それだけで伝わるものが「愛」なのです。

意識的なところに「愛」はない、と思ってみると、言葉や証明を求める必要がないことに気がつきます。意識でないところに「愛」があるなら、「愛」はもっと無限に存在するもので、身の回りすべてに「愛」を感じることができるということになります。わたしが意識している「愛」なんて、ほんのわずかだったのです。

『The SPIRIT ANIMAL ORACLE』 By Colette Baron-Reid

陰陽五行による解説

「愛」は、陰陽五行では「火」に象徴されます。「火」は「無意識」の象徴であり、臓器では「心臓」を象徴します。「心臓」が意識しなくても勝手に動いてくれているように、「愛」もやはり「無意識」のものなのです。

そのため、意識的になってしまうとそれはもはや「愛」ではなく、意識による言葉を求めることは「愛」にとって、もってのほかということがわかります。

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