家族の常識

オラクルメッセージ

「家族の常識」ほど、わたしの世界を小さく区切ってしまうものはありません。わたしの家では「家事の手伝いをしないのは『悪』」だったし「それが理解できない人は『悪』」でした。だから、家族の約束である、その価値観を理解できない友達がいたら「その子と遊んではいけません」が当たり前にまかり通っていました。(恐ろしすぎるw)

うちの場合は、あまりにも極端だと思うけれど、誰の家にもそんな常識のひとつやふたつ抱えているものです。自分が守らなければならないと思っている「ルール」、それって、本当に自分にとって有意義なものですか?もしかして、ただの制限になっていませんか?

少しだけ疑いの目をもって、当たり前と思ってきた「ルール」をみつめてみると、もはや必要ないものであることに気がついたりします。「ルール」はわたしを守るためのものであって、縛るためのものではありません。家族はそれに縛られて、十分に傷つけられてきました。もう解放されていいんじゃない?もうわたしは「ルール」に守られなくても大丈夫なくらい、強く成長したから。

 『Dragon Path Oracle Cards』 By Caroline Mitchell

陰陽五行による解説

「家族」は、この世界で出会う最初のグループであり、最小のグループです。私たちはそこで社会生活の基本を学び、「学校」や「会社」という社会生活に適応していくことを学びます。そして、それはそれぞれが「枠」であって、わたしたちは「枠」にいったんハマることで、それぞれの場に適応し、成長していくことになるのです。陰陽五行ではこれを「土」に象徴させます。「土」は花壇のイメージで、それは「育てるが、腐らせる」という特徴があります。その「枠」は成長のために役立つものですが、そこに居続けることは、やがて自分にとって「腐る」というようなよくないことになってしまうのです。ですから、その都度、そこから抜け出すということが必要になります。

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