常にまわりのひとのことを考えて、家族のことを考えて行動してきたから、いつのまにか自分のやりたいこと、自分の気持ちさえわからなくなっていました。親からしたら「いや、じゅうぶん反抗してたし、好きなようにやってたよ!」と言われるのかもしれませんが、それでも、どこまでいっても“親の目”を気にして「ここまで」の壁を作ってしまう自分がいたのです。ひとのことを考えるから、なにをやろうとしても後ろを振り返ってしまうし、上に跳ね上がろうとしても、両足が底なし沼にハマって、上にあがることができない、そんなイメージです。
まわりのひとのことを考えて生きることは、ひとのために生きること。この人生は自分が楽しむためにあるのだから、ひとのために生きることは、人生を生きていないのと同じことです。だから、ひとのことを考えすぎてしまって、自分のことをないがしろにしてしまうなら、文字通りそこから『復活』する必要があります。
『復活』するためには、まずは自分の「好き」を感じることです。激しい「好き」でなくても「心地よい」と思う程度で十分です。自分の人生を生きていないときは、自分の感覚すら忘れていますから、その「心地よい」という感覚すらわからなくなっています。ですから、温泉とかマッサージとかで「ふー、生き返るぅ」というのは、まさに自分に戻るということです。
『Sacred Light Oracle』 By Anna Stark
陰陽五行による解説
ひとのことを考えすぎて、自分の気持ちすら見失ってしまっている状態は、「気を遣うのがうまい」が「地に足がついていない」と解釈できます。陰陽五行では、この「気」は「木」に象徴されるので、「木」があがって「土」から離れている状態といえます。「木」が高いので、いろいろと考えたりしてしまうのですが、実際にはそれを「土」に向かわせる力がなくて、実現に向けた行動ができない、自分でそれを進められないという状態になります。そのため、まずは「火の触媒」を取り入れることがポイントになり、これが「心地よい」ことをするということになります。「心地よい」ことをすれば、「木」と「土」がちゃんとつながってくるので、自分のことをちゃんと感じ、考えることができるようになるのです。
コメント
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