怒りをエネルギーに変える。

オラクルメッセージ

マーベルコミックに「ハルク」というキャラクターがいます。「ハルク」は普通サイズの人間が、変身することで2~3倍に大きくなって、ゴリゴリの体のためにズボン以外の服が弾け飛び、マーベルヒーローのなかでもかなり強いキャラクターとして描かれています。(作中ほぼ無敵の雷神ソーと張り合うくらいの強さで描かれたりします)

この「ハルク」の変身は、ガンマ線を浴びたことによる突然変異であると説明されていますが、変身の際に必要なのは「怒り」のエネルギーであるとされています。つまり「ハルク」は、怒れば怒るほど大きく、強くなっていくそんなヒーローなのです。

ここで注目したいのは「怒り」には、強くモンスターのように変身するためのエネルギーが隠されているということです。わたしが怒りを感じるとき、それをエネルギーに変えて、外に向かって使うことができたら、とんでもない威力を発揮するかもしれません。もちろん、だからといって破壊のためにエネルギーに使ってしまったら、なにも生み出さないし、誰かを傷つけて終わりです。でも、このエネルギーをポジティブな方向で、なにかを生み出すための推進力として使えたら、とんでもない創造力(クリエイティビティ)になってくれるはずです。

「怒りをエネルギーに変える」で、ワクワクしてくるのは、いつも感じている怒りを無敵のヒーローのエネルギーに昇華させたいわたしがいるから。よし、変身の時間だ!

『Mystical Healing Reading Cards』 by Inna Segal

陰陽五行による解説

「怒り」は陰陽五行では「木」に象徴されます。「木」は「はじまり」のエネルギーであり、これからなにかを作り出すきっかけになるものです。それは「破壊」の象徴でもありますが、ちゃんと現実に向けて使うことで、自分が望む「現実」を作り出すことができます。そのためにはまず、自分の「怒り」を認め、「現実」に向けていくこと。単なる破壊としてではなく、現実に適応する形で向かっていくという姿勢が必要なのです。

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