「うさぎとかめ」のウサギは、どうしてゴール直前で寝てしまったのだろう?
ウサギはカメよりもずっと足が速いから、先にゴールできたはずなのに、ゴールの直前で昼寝してしまった。たしか、「おや、かめさんはまだだし、ひと眠りするか!」みたいなセリフだったと思う。でも、もし、かめをばかにするのなら、ゴールしてからだったら、まったく問題なかった。圧倒的な力の差を見せつけたいなら、ゴールしてから「どやぁ!」って言ってやればいいわけです。しかし、うさぎはそうではなくて、眠ることを選択した。
このお話、普通だったら「昼寝=手加減」って考えてしまうけれど、反対に「手加減するから眠たくなる」と見方を変えるとおもしろい。
本気を出さないから、疲れてしまうってけっこうあるあるなんです。逆に、本気を出していれば疲れないし、ずっーと動き続けることができる気さえしてくる。
ウサギが手加減して、疲れて、寝てしまったのは、そもそも相手が悪いから。自分に合わない相手だから手加減しちゃって、負けちゃう。相手に、この場合はカメに手加減「させられてる」って言ってもいいです。本気で向き合える相手こそ、わたしが立ち向かうべき本来の相手なんです。
『THE DRAGON RIDERS ORACLE』by Christine Arana Fader
陰陽五行による解説
「手加減すること」は自分の力を認めないことです。自分の力を見誤ってしまうから、小さく見積もってしまうから、結果的に「この程度で」と「手加減」してしまうのです。自分の力を「認める」ことは陰陽五行では「火」に象徴されます。つまり、「手加減」すると「火」の不足の状態になります。「火」が不足するというのは、本質的なエネルギーの不足とも言い換えられるため、眠たくなったり、エネルギーが足りないと感じることになります。

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